ふきのとうの想い出
毎度ありがとうございます。店主の中嶋です。3月に入ったと思ったら急に雪が降ったり相変わらず変な天気ですが、この季節になるといつも「ふきのとう」を食べたくなります。私は田舎育ちなので、実家のすぐ近くに小さな沢が流れていました。この沢に雪解け水が流れ始めてしばらく経つと、溶けた雪の下からふきのとうが顔を出します。長く寒い冬の終わりを告げるこの小さなつぼみを大事に持ち帰りあつあつの味噌汁に手でちぎって浮かべて飲みました。独特の苦みと香りが口の中に広がって春を実感することが出来ました。沢山取って帰ると、母が醤油と出汁で炊いてくれました。海苔の佃煮のふきのとう版といった感じの田舎料理ですが、これをあつあつご飯にのせて食べるのもまた大好きでした。都会で暮らす今、スーパーで時々買ってきて料理しますが、やはり全く違う食べ物になってしまいます。ちなみにふきのとうの独特の苦みは痰を切り、咳を鎮めると言われています。カロテンやビタミンEなども含まれていて、緑黄色野菜に分類されます。土の下から顔を出したばかりの自然のモノを手に入れることは中々難しいですが、この時期是非食べたい食材です。








